走る気ゼロ。
録画した映画を、ねっちり見る。
「栄光のランナー」
1936年、人種差別甚だしいナチスドイツ主催のベルリンオリンピックに出場した黒人選手のお話。
つか、アメリカも負けず劣らずというか、程度の差こそあれというか、人種差別してるんですけど。
ねっちり見るというのは、気になるところ、よくわからんところは、何度も見直して、止めてネットで調べて、じっくりネチネチ見るってことですね、他の人と一緒には絶対見れません。
いきなり気になったのは、この黒人選手、ジェシーオーエンスが、大学に入学するってこと。
フォレストガンプで、黒人を大学に入学させるさせないで、軍隊まで出てくる大騒ぎになってたけど、あれは1960年ころの話、それが1930年あたりで普通に黒人が大学入れるってどゆこと?
調べたけど、いつから黒人が大学に通えるようになったかは、わからんかった。ただ、そのへんの扱いは州によって違う?、南部の州はだいぶしつこく人種差別をやってたらしい、フォレストガンプのいたアラバマは南部だな。
映画は、面白かったです。
ナチスドイツ下のベルリン、ドキドキします。
鍵十字の旗が翻るすんげーでっかスタジアム、
その上空を飛ぶこらまたすんげーでっかい飛行船。
てか、ここでまたギモン、ナチスが台頭したのは、第一次大戦でドイツが負けて、賠償金ガッツリふんだくられて、クソクソクッソビンボーになって、落ち込んだドイツ国民のココロに付け込んだ、と聞いてますが、そんな、クッソビンボーなドイツが、なんでこんな立派なスタジアム作ったり、ヨーロッパ全土を占領するくらいの戦費を調達できたのでしょうか、ってこれもよくわからん。
映画で、おっ!と思ったのは、
ベルリンまで来て、イギリスに注文した靴がまだ届かない、
そこでコーチは、ベルリンの街に出て、ダスラーさんのお店を探します。
ダスラー、といえば、ダスラー兄弟、
お兄さんのルディー・ダスラーは、プーマの創業者。
弟のアディ―・ダスラーは、アディダスの創業者。
この頃はまだ兄弟で靴屋やってて、プーマもアディダスもないけど、
それぞれの会社の元の靴を履いてたんだな。
映画ではそういう説明なかったけど、「ダスラー」で反応する人がどれだけいるか。
イギリスに注文した靴、ってのは、リーボックかな?
「炎のランナー」は1924年パリオリンピックの映画だけど、そのとき主人公はリーボック履いてた。
と、映画見るのも一日仕事です。
見終わってビール、というか、途中から飲んでみてたか、
ピアノはなし。