10連休、初日と2日目は走るのサボった、あー、もー、ヤル気があるんだかないんだか。
今日はやるんだ、しっかり走るんだ、
えーと、どこに行こう、いつも成田空港じゃつまらない、
利根川方面に行ったことがないから、そっちに行ってみるか、いっそ、茨城県に越境するとか、それはちょっとワクワクするな、目標地点は、龍ケ崎あたり、いいねえ、ここには関東鉄道竜ケ崎線ってディーゼルの私鉄路線があって、前から気になってたんだ、ちょうどいいじゃん。往復70kmくらいか。
3時半起き、5時スタート、今日に備えて昨日はビール飲まずに7時に寝た、全然寝付けなかったけど。
■家→千葉ニュータウン、11km
ちょっと寒いや、朝のこの時間、ちょっと寒いくらいでちょうどいいか。
千葉ニュータウンまではいつも走ってる新川・神崎川コース。
7'27、6'47、6'40、6'33、
6'26、6'14、6'14、5'57、
6'12、6'13、6'14、
■千葉ニュータウン→利根川・栄橋、18km
千葉ニュータウン南側から先は未知の領域。
千葉ニュータウンの北側、ビジネスモールっていうの、なんじゃこりゃ、みずほ銀、三菱UFJ、竹中工務店、三井住友海上、錚々たる大企業が名を連ねて、でっかいビル建てて、しかもその建物がみんなカッコいい、万博のパビリオンのような、みんなこんなトコでナニやってんの?、大企業対抗カッコいい建物建設合戦?、カッコいいといっても、だいぶ年期が入ってるみたいで、ちょっと古い未来、みたいな、つくば万博のビデオを今見てる、みたいな。
これまで利根川方面に行かなかったのは、走るのに適した道がみつからなかったから。
道は何本かあるけど、歩道がないとか、安全快適に走れる道が見当たらなかった、で避けてた。
今回は、精査の結果、ニュータウン北側の住宅街から、農道みたいな道を通って、利根川に至る道、これでいってみよー。
住宅街には歩行者用道路がある、よし、
住宅街を抜けると、一面畑、道は細いけどクルマの交通量は少ない、よし、
急坂を下ると、一面田んぼ、水が入ってます、田植えのシーズンです、
県道、木下街道は走らずに1本裏の道、ここもクルマは少ない、
木下から、布佐へ、布佐は我孫子市なんだな。
5'59、6'35、5'50、5'55、
5'48、5'54、6'19、
利根川にかかる栄橋を渡ったら、茨城県利根町。
ここまではサクッと来れた。
栄橋からは、県道4号線、千葉県側も、茨城県側も、どちらも県道4号線らしい、この道は、クルマでつくばマラソンに行くときに使う道だな。県道とはいいつつ、一部4車線のデカい道、交通量も多い、歩道は確保されてるけど、横をクルマがヒュンヒュン通って快適とは言えない、黙々と、龍ケ崎を目指すのです。
利根町から龍ケ崎市の境を越えて、「龍ケ崎市内→」の案内に従い県道から外れて、しばらく走ると、お、「竜ケ崎駅前」の標識が、って駅前感が全然ないんですけど、普通の住宅街、見回すと、あー、地味に、駅が、ありましたよ。
龍ケ崎とかスンゲー遠いところにあると思ってたけど、割とスムーズに来れた、家からここまで3時間くらい。
6'08、5'50、5'58、5'53、
5'53、5'51、6'00、
龍ケ崎は、表記が、漢字の書き方がゆらいでおります。
龍ケ崎市的には、「龍ケ崎」で統一したいそうですが、県は、公文書には常用漢字を使うという文書管理規定ってのがあって、「竜」と書きたいそうで。
県立高校は、「竜ヶ崎」(「ヶ」が小さい)
茨城県警は、「竜ケ崎警察署」(「ケ」が大きい)
と、「ケ」と「ヶ」でもゆらいでる。
関東鉄道は、「竜ヶ崎線」「竜ヶ崎駅」
あと、常陽銀行は「竜崎支店」(「ケ」なし)
あーもー、どれかに統一して、てか、こんだけぐちゃぐちゃなら、もうどうでもいいや、読めりゃいいんだよ、好きなの使って、って感じでしょうか。
■竜ケ崎駅→佐貫駅、31km
そして、本日のメインイベントだよ、関東鉄道竜ヶ崎線
単線、全長4.5km、駅数3駅、ディーゼル、1両編成、ローカルやー。
しかし、ローカル線だからって、乗って旅情に浸る、って雰囲気でもありません、なんせたった4.5km、7分で到着します、座席も通勤列車風のロングシートだし、こんなんで駅弁つまみにビールとかいったら早食い競争になってしまいます。
でなんで、この路線に興味があったのかというと、何でだろ、首都圏近郊の、寸詰まりの、何で、何のためにこんな路線を作ったんだ、って路線の成り立ちに興味があったんだな、きっと、流山鉄道とか、京成の成田の先の芝山鉄道とか。
この鉄道は、単線、だけど、上下線のすれ違いとか、待ち合わせとかはありません、なぜなら、路線上に車両1編成しか走らないから、衝突の危険もありません、なんせ、衝突する相手がいないから、線路の切り替えは、車両基地への分岐のみ、1両編成の列車って、「列車」といえるのでしょうか、「Train」といえるのでしょうか、列組んでないぜ。
まとにかく、この不思議路線観察ラン、開始だ。
わたくし、特に鉄道オタクってこともないんですけど、いちおー、男のコのハシクレですから、鉄道への気持ちはそれなりにわかります、そもそも、おそらく多分、3歳くらいの男のコの99%は鉄道オタクだと思います、残りの1%は、リカちゃん人形にワクワクする、かどうかは知りません。
それが、ヨワイ重ねるごとに、一人、二人と鉄道から別のことに興味が移っていく、そんな中、30歳になっても40歳になっても鉄道オタクは続ける人は、ピュアなんです、純粋なんです、見た目はおっさんでも、ココロの中は3歳なんです、止まってるんです、かどうかも知りません。
時刻表を見たら、3分後に来るってよ、ちょうどいいじゃん、まずはリブラ前で観察、おー来た来た、一両のディーゼル、健気で、頼りなげで、いいねえ、珠玉の一瞬を、パチリと、撮れたか!、撮り鉄!、んー、イマイチ。
よし、こっからは、竜ヶ崎線に沿って、せっかくだから、なるべくキワキワを、走るんだ。
さっき竜ヶ崎駅に到着した列車が、佐貫方面に出発するのを見送って、佐貫に向けてスタート。
前半は、田んぼの中、線路沿いに道もあって、のんびり走れる。
田んぼの中の線路、架線もなくて、線路の枕木の間にタンポポなんか生えてて、田んぼには水がはられてこれから田植え、そこを一両きりのディーゼル車が、カタンカタンと走っていく、のどかですねえ。
2kmほど走ると、この路線3駅の中間駅、入地駅が見えてきた。
入地駅、いれじ、です、無人駅です、バス停、よりは立派か、駅をしばし見学してたら、列車が入ってきた、またパチリ,、誰も降りない、誰も乗らない。
ここからは、佐貫の街が近いせいか、家も増えていく、道路も線路沿いを通らなくなる、走るのがむつかしい。
地図アプリをにらみながら、路地を縫うように、なるべく線路の近くを、あ、1本間違えた、あ、早く曲がりすぎた、って、便利ですねえ、地図アプリ、GPS、どんな細かい複雑なルートも思った通りに進めるんですもの。
そしてようやく、終点佐貫駅到着。
7'03、6'49、6'08、6'02、
6'04、6'11、
駅に到着してすぐに、列車も入ってきた、って、竜ケ崎駅で最初に見たのと同じ列車を何度も見てるだけだけどな、運転手も同じ人なんだろうな、あのリュック背負ったおっさんはなにをウロウロしてんだ、って思ってるかな。
オレが竜ケ崎駅から佐貫駅まで走る間に、列車は一往復半したと、さすが、速いな。
■佐貫駅→牛久沼33km→栄橋44km
佐貫駅は、関東鉄道竜ヶ崎線とJR常磐線の乗換駅、だけど、線路はつながってません、相互乗り入れとかはできません、完全に孤立してます、竜ヶ崎線は。
龍ケ崎名物は、コロッケ、だそうで、佐貫駅のそば屋でも売ってた、龍ケ崎に行ったらコロッケ食うんだ、と思ってたけど、やっぱ走ってる途中でコロッケとか食いたくない、朝カレーの大盛り食ってまだお腹に残ってるし。
いつもそうなんだよな、走る前は、よし、ここでこれ食うぞとか楽しみにしてても、いざとなるとメンドーになって何も食わずに帰ってくる。
佐貫駅から、牛久沼に行ってみる、すぐ近く、1kmほど。
牛久沼は、どんよりした沼かと思ってたけど、天気がいいせいか、キレイに見える。
白鳥もいるんだな、10羽ほど。
さて、見るべきものはすべて見た、あとは帰るだけ、
ここまで33km、帰れるか、帰るんだ、自分の足で走って帰るんだ。
帰るだけ、となると、気が抜けたか、足がだるだるになってきた、風も向かい風、だるいよー。
小貝川の道は、広くて、路面もキレイで、クルマは入れなくて、非常に快適、だけど、風景が単調、小貝川と、延々と広がる関東平野の水田、以上、だるいよー。
単調な風景の中、黙々と走る、途中石碑があった、小貝川決壊地点だって、昭和56年、そういえば、そんなことがあったような、でも、このあたり、利根川やら鬼怒川やら那珂川やら、狂暴な川が多いから、よくわからんな。
だるいだるいといいつつ、橋を何本か通過し、利根川との合流を経て、出てきたよ、栄橋、これを渡れば千葉県だよ。
6'35、6'33、6'27、6'18、
6'10、6'05、6'14、6'03、
6'18、6'14、6'10、6'03、
6'18、
■栄橋→千葉ニュータウン51km
栄橋からは、来たときと同じ道、あーハラ減ってきたー、時間は11時すぎ、朝4時に食ったきり。
だーかーらー、龍ケ崎でコロッケ食っときゃよかったものを。
こういうときに限って、コンビニとか全然出てこない、結局千葉ニュータウンまでコンビニなかった。
生チョコとクリームのナントカクレープ、おいしゅうございました。
塩むすび、おいしゅうございました、シャケもタラコも海苔も、邪魔なだけです、塩むすび、最高です。
6'33、6'18、6'20、6'21、
6'37、6'07、6'37、
■千葉ニュータウン→おうち62km
千葉ニュータウンからは何度も走ってる道、先は知れてる、集中して走りとおすんやー!
しかし、だるだる、足ガクガク。
6'34、6'21、6'13、6'14、
6'21、6'28、6'24、6'11、
6'15、6'43、6'30、
帰ってこれたー。
62.08km、6'18/km
移動タイム6:30'46、経過タイム8:37'01
なんとか走りきれた、しかし、60kmでギリギリ、100kmとかどうすんだよ。
あー、全然長距離に慣れない、60kmくらい軽々と走れるようにならないのかな。
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