2020/01/11

[1/11] 5000mボッチTT@ヤチスタ

あー、気鬱

「どうしたんでぇ、浮かねえ顔して」
「いや、それが、どうも朝から気鬱で」
「そりゃいけねえなあ、そういうときは、自分のやりてーこと、趣味とかで、パーッと、気を紛らわすこったな」
「いや、それが、実は、その気鬱の原因が、その、趣味でして」
って、どーにもマヌケなヤツがいるもんで・・・

あー、5000m、気が重い、けどやる、やらないとまたウダウダが続く。

何でこう5000mにこだわるかというと、2011年あたりから、毎シーズン1回は5000mで20分切る、ってのが続いてて、今期10年目、何としてもやり遂げたい。

今日の参加者は、わたくしのみ、ボッチ。参加表明してたもう一人は、キャンセル、仕事だそうです。はいはい、はいはいはいはい、お約束ですね、想定どおりですね、お仕事頑張ってくださいね。

一人なんだから、いつでも好きな時間に走ればいいんだけど、そこは興行主の矜持、例えチケット販売ゼロでも、ドタ参加されるお客様がいらっしゃる、かもしれない、その確率が万分のイチでも、億分のイチでも、告知したスタート時間、4時に行く。

3時50分ごろ、ヤチスタ到着、ちびっこ陸上教室みたいなことやってたけど、それも4時までらしく、終わりのあいさつみたいなことやってる。

アップをしつつ、スタート時間の4時を待つ、4時、ちびっこ陸上教室は帰りました、4時05分、ヤチスタはボク以外誰もいません、えー、来ないね、誰も来ませんね、充分待ちましたね、じゃ、始めますか。

天気は良く、風は穏やか、夕方の日差しがキレイだ、絶好のコンディション、言い訳できない。
競技場を使うのはオレ一人、なんとぜーたくな。

半袖に手袋、スタート地点へ、ひとたび時計のスタートボタンを押したら、苦悶の20分が始まるんだよな、はー。
やめたい、いややる、やります、さあ行きましょう、ヨーイドン!

最初からガツガツ行っても5000m持たない、キモチ余裕メ、と思っても呼吸がキツイ。
1000m、4'00"70
えー、けっこうキツキツだけど、これじゃ遅いのか、ペース上げんと。

2000m、4'00"66
えー、全然ペース上がってない、こりゃ20分切り無理かな。
もう止めたい、キツいし、と思ったけど、まだ20分切りのギリギリペース、止める理由がない。

今のままじゃ20分切れない、ペース上げろー!

3000m、3'59"90
えー、ペース上げたつもりなのに、0.76秒しか速くなっとらん、あと2000m、キッツー。

4000m、3'59"98
キツイ、キツイ、呼吸が苦しい、脚がだるい、止めたい、早く終われ、あと2周半、気持ち切り替えろー。

20分切りにはまだ借金がある、ペース上げないと、でも脚はだるだる、呼吸はキツキツ、ペースアップする余裕は全然ない。あと2周、あと1周、あと200m、Finish。

5000m、3'58"70

時計を止めたときに表示を見たら、19'59"96、だったような、うわー、ギリギリ、いつもキリ番に弱いんだけど、今日はなんとか粘った。

ラスト200mで、時計を見たら19'10だったような、200mを50秒なら余裕、と思ったんだけど、全然ギリギリやん。

ただ、この、ドラマのようなギリギリのタイム、データ保存したあとに再び見たら出てこないんだよな、1/100秒表示にならなくて、19'59"9、と表示される、ま、これもドラマのようにギリギリか。

ただ、このタイム、STRAVAで見ると、20'01、なんだよな、気分わるー、うっせー!、STRAVAのバカ、19'59"9なんだよ!、20分切ったんだよ、時計が正しいんだよ、そうしてください、許してください、よろしくお願いします。

まとりあえず、疑念は残しつつも、今シーズンも5000m20分切れたと、そうしよう、そうしようそうしよう、よかったよかった、バンザーイ!

この、5000mチャレンジ、2011年7月から2020年1月の今回まで、27回挑戦してるんだけど、20分切れたのは10回だけ、達成率3割7分、キッツイんすよ、ギリギリなんすよ、オレ的に、全然成長しないんすよ。シーズン中1回切るのがやっとやっと。ベストは2015年10月の19'29、狭ーい範囲でちょこちょこ20分切ったり切れなかったり。

これもいつものことだけど、走る前はスンゲー気鬱だけど、走り終わると気分スッキリ、気分爽快、やったやった、やり遂げた、今日はホントに疲れたらしく、ビール飲んだらすぐフラフラになった。

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