東関道越えると、四街道の市街地。
勝田川の田園風景散策ラン、が目的なら、東関道あたりで折り返すのがおススメです、この先は住宅街です、走って快適、とは言えません、が、源流を極めるのだ、進むのだ。
源流極めるったってねえ、渓谷を遡上し、稜線直下、岩から滴る最初の1滴にたどりつく、なんてカッコいいのじゃないのですよ、ひとんちの路地裏、道のわきの排水溝、コンクリートに塞がれた川の形跡を辿る、なんですよ。
住宅街の路地を行ったり来たり、たどり着いたのは千葉市稲毛区小深町店「ファミリーマート千葉小深町店」、家並みのスキ間に排水溝らしきものが見える、しかし、ここで途切れて、その先にそれらしきものはない、つまり、ここだ、ここが勝田川の源流だ、世間でもそう認識されてる、そういうことにしておこう。
6'24、6'22、6'10、6'36、ファミリーマート千葉小深町店、14km
排水溝が途切れた先には、陸上自衛隊下志津駐屯地、つまりは、このへん一帯に降る雨が勝田川になるんだな、よし、自衛隊の基地の周りを1周してやろう、そしたら勝田川の水源を踏破したってことになるだろう。
下志津駐屯地にいるのは、高射部隊、あと高射学校もあるそうで、敵のヒコーキが飛んで来たら撃ち落としてやろうという意欲に満ち溢れてるのです。てか、敵のヒコーキもそんな物騒な基地の上は飛ばんでしょうよ、ってねー、イマドキ、アタマの上に飛んできたヒコーキを目視して高射砲でバンバン撃ち落とす、とかじゃないのですよ、関東一円、どこに飛んできても、目に見えなくても、ミサイルで撃ち落としちゃうんですよ、多分だけど。
6'32、5'46、5'54、自衛隊1周、17km
自衛隊の周り1周して、勝田川の調査は終了、次は手繰川だ。
手繰川の源流は、ここから2kmほど、四街道の市街地を走る、えーい、めんどくせー、こんなことでもなかったら、四街道の市街地なんか絶対走らないんだけどな。
手繰川源流は、愛国学園前、敬愛高校前、四街道市の浄水場前、もうめんどくさいので探求しない、ここだ、みんながここが手繰川の源流だって言ってるんだら、ここ、ここでいいや!
5'53、6'00、手繰川源流、19km
浄水場のタンクの前、歩道脇に暗渠らしき形跡、その先に、水路の始まりが、水は枯れてますね。
水路は家の裏を通ってて、水路に沿って走れない、次に見れるのは大日五差路という交差点、交番の裏に行くと、お、水路、さっきのところから200mほどしか離れてないのに、もう水がサラサラと流れてる、このあたり全体が水源なんだな。
近くに「ルボン山」という小さい山がある。
「ルボン」とは、フランス陸軍ジョルジュ・ルボン砲兵大尉殿のことでアリマス、明治の始め、軍事指導でフランスから派遣されてきたそうで、その人の指導で作ったのがこの山だって、山を大砲の的にしてたと、4kmほど北方からここに向けて、それはそれは、ドッカンドッカンうるさかったことでしょう。
このあたり、軍事施設が多かったんですね、志津の自衛隊は元は陸軍の航空学校、浄水場の前の愛国学園は陸軍の砲兵連隊だった場所、そしてこのへん一帯は砲兵の演習場、「軍都」って言うんですか、軍の街だったと。
ルボン山に上ってみると、けっこう高いよ、見晴らしいいです、遠くにユーカリの高層マンションが見えるぜ、あそこよりずっと先が手繰川の河口か、あの先まで走っていくのか、その先には筑波山も見える。
さて、手繰川を下っていくぞ。
手繰川は住宅街の中を流れてる、あーめんどくせー、こんなことでもなかったら住宅街なんか・・・
住宅もまばらになってきた頃に、東関道、下をくぐると、おー、谷津の田園風景、ホッとするなあ。
6'21、6'06、5'55、東関道、22km
(つづく)
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