2018/12/23

[12/23] 足立フレンドリーマラソン(ハーフ)【3】

~20km、4'16、4'28、4'22、4'32、4'31、

16km過ぎに2回目の折り返し、川の対岸にはスカイツリー、上流のゴールを目指す、残り5キロー、耐えろー。

しかし、このあたりから、ふくらはぎはズキズキし始めた、あちゃー、来たか。
今回も、ふくらはぎつり対策、こむら返り対策はいろいろしてきた。

・ゲーター、脚カバーね、つくばですぐにずり落ちたやつ、今回はずれないように上にしっかりたくし上げて履いたら、ここまでキッチリ脚に張り付いてる。
・こむら返り予防にいいというので、バナナ、ナッツなどを数日前からバリバリ食った。
・こむら返り予防になるという、マグネシウム入りのゼリーを買って、レース前に飲んだ。
・こむら返り治療薬を持参した。

つくばでは飲まなかったこむら返り治療薬「コムレケアゼリー」、飲むべきはまさに今、初めて試す、しかし、袋の切れ目がイマイチで、なかなか開かない、手もかじかんでるし、モタモタしてるうちに手袋落としちゃった、あー!もー!

ちょっと戻って、手袋拾って、薬の袋を歯で無理矢理引きちぎって、薬を飲む、そんなにひどい味じゃなかった、ちょっと甘くて少し苦くて、胃薬みたいでむしろ気分爽快、てか、味はどうでもいいんだ、とにかく効いてくれ、こむら返りを治めてくれ。

薬飲むのと、手袋落としたのでおもいっきりタイムロス。

残り4キロ、根性根性ド根性、と思っても、脚に力入れると本気でつりそう、こうなるともうダメなんですよね、故障しちゃってるんですよ、エンジンから白煙が上がってるんですよ、根性でどうこうなるってもんじゃないんですよ。

薬は、効かない、少なくともオレには効かない、やっぱりね、そうだよね、きっと効かないと思ったけど、案の定だぜ。


ちくしょー、脚が痛え、と思いながら走ってると、前方のランナーのゼッケンの名前に、なんか見覚えが、

「近内 京太」

え!、このちょっと珍しい名前は、もしかして、あの、TJAR、日本アルプス縦断レースで、彗星のごとく現れて、ずっと先頭争いを展開して、いきなり3位になった、京大卒で、弁護士の、アメリカの弁護士資格もお持ちの、頭がむちゃくちゃよくて、むちゃくたタフな、わたくし大尊敬するところの、あの近内さんではございませんかあー!

えー!、ちょっとちょっと、もしかして、近内さんすか、えー!、見てましたよ、スゴかったですね、TJAR、頭がよくてタフでって、オレに無いもんばっかりですよー、尊敬しておりますよ、スゴイっすねー!
と声をかけたら、「遅くてどうもスミマセン」だって。

近内さん、体つきガッチリしてます、ランナー体形とは対極、ラガーマン的な、
レース終わってちょっと太っちゃって、って言ってた。

頑張りましょー、と声をかけて、近内さんの前に出る。
あの近内さんをオレが抜くなんて、光栄でございます。

しかし、そのあとしばらくして、近内さんにサラっと抜かれた、そうですよねー、そりゃそうですよ。

脚のつりはだんだんひどくなる、堤防のアップダウンがつらかった、ペースはどんどん落ちる、自己ベストはもう無理かな、それどころか、1:30切りも危ういぜ。

~Finish、4'30、4'12、
1:30切りに間に合わない、でも脚イタイ、無理に力入れると本気てつりそう、だましだまし、折り合いをつけて、なんとかいけそう、やっとゴール見えてきた、うわー、電光掲示の時計がどんどん進む―、1:29:30、キャー!

ドッタンバッタン、もがきながらゴール。
1時間29分44秒(NET1時間29分37秒)

ケッ、結局ダメダメレースだったか。

(つづく?)

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